2025年 司厨士協会 北海道地方本部・札幌支部 合同新年交礼会

去る1月20日、札幌グランドホテルにて開催されました新年交礼会に参加させていただきました。
ご来賓の方々のご挨拶を拝聴し、北海道の食に携わる一人として、改めて考えさせられる機会となりました。

「コロナ禍を経た昨今」、「温暖化による食の変化」、「インバウンド市場」、「物価高」など、私たちを取り巻く環境はめまぐるしく変化しており、従来の常識が通用しない状況が避けられない。
そのため、新しい状況に柔軟に対応できる能力が必須であり、失敗をおそれず、常に学び続ける姿勢を持ち、変化をチャンスと捉えて行動できる力が重要になる。

気付かされたのは、今後の調理業界で求められるものが決して特別ではないと言う事です。
多様な視点を取り入れ、新しい価値を生み出すためのイノベーティブな発想や、それを実現する実行力であったり。それらは今までも必要とされていた能力であると思います。
私も食の感動と価値を後世に伝える存在であれるように、初心に帰り精進しようと感じた新年交礼会でありました。

会場に並んだ数々の美味しく綺麗な料理や、シェフの皆様が実演で出来立てを提供してくれる一皿一皿を頂戴し、食が人に喜びを与え、心を豊かにしてくれると言うホスピタリティーを体感いたしました。
会場であるグランドホテルの伊藤総料理長はじめ、スタッフの皆様、賛助会員の皆様、協会役員・会員の皆様、本当にありがとうございました。

SAPPORO STREAM HOTEL 福元 崇