「道南食と観光ブランドフェア2024」を終えて

函館支部総務会計部長  齊藤 大介

周りの山々も色づき始め、雪虫が飛び回る今日この頃、一気に冬に近づいてきました。

10月16日水曜日市内函館国際ホテルにて、渡島総合振興局主催の「道南食と観光ブランドフェア2024」が行われました。
食に携わる生産者やメーカー等を参集し、バイヤー・料理人・食に関する専門家による商品展示会で、毎年行われているイベントです。

今回は我々司厨士協会も参加し、北海道全調理師会が中心になって、割烹調理師会、日本中国料理協会とともに試食ブースを設け地産品の調理例として、ご来場いただいた皆さんに提供いたしました。皆さん試食を食べながら食材について色々質問され、料理の詳細を事細かく説明すると、興味深く聞き、満足した様子でブースを回っていました。

司厨士協会からは、北斗市の畜産農家「MOMIJI」さんのエゾ鹿のロース肉と、長万部町の農家「長万部アグリ」のエンリッチミニトマト、北斗市の農家、「白石農園」さんのジャガイモ、七飯町の「宮田果樹園」さんのリンゴを使った『鹿肉とリンゴのパイ包み、マッシュポテトとエンリッチトマト添え』と『チリコンカン』、森町の水産業「ジョウヤマイチ佐藤」さんのカガミ鯛と北斗市の農家、「白石農園」さんの神トマト、紅はるかを使用し『カガミ鯛のムニエルバターポン酢醤油』『カガミ鯛のから揚げ大葉のソース』『カガミ鯛のスープ、味噌仕立て』を提供いたしました。

イベントの時間は14時半から16時まででしたが、12時半から13時半まで別会場で「道南食材を使った特製弁当」の販売も行われていたようで、道南食材の魅力を改めて知ることができる、盛りだくさんなイベントで参加してとても勉強になりました。

地産地消の意識を高く持てるように、このようなイベントは我々料理人にとってプラスにしかなりません。
毎年行われるイベントですので来年もぜひ参加し、新たな生産者、食品加工業者さん、との交流を深めたいと思っています。