第9回 サッポロマスターシェフ倶楽部と若い料理人との勉強会

3月7日(火)に札幌パークホテルで「第9回サッポロマスターシェフ倶楽部と若い料理人との勉強会」が開催され、37名が参加しました。サッポロマスターシェフ倶楽部は60才以上の希望者で構成し、「伝統の継承」と「若手の育成」を目的に若手料理人を交えた勉強会を続けています。

この日の講師は長く女性部で活躍してこられた吉岡三江子さん、テーマは「私の料理人生」です。
吉岡さんは栄養士として小学校に勤務したのちクッキングスクール教師となり、昭和45年のプレ冬季札幌オリンピックでは選手村の献立作りと調理も担当したそうです。結婚後は自宅で少人数制の料理教室を主宰、令和2年には77才で「リスのくるパン工房」を開店し地域の話題になっています。

勉強会に初めて参加した廣島翔さんが感想を寄せてくれましたので紹介します。 
「吉岡さんの講話の中で一番印象に残ったことは、昔、自営していたパン屋の売れ残りを自分の足で売って歩いたという事です。そこから、吉岡さんの『絶対に売り切る!』という執念とプライドを感じました。私も日々料理を提供する中で、食べ残しがないような美味しいものを提供するという事に執念を持ち、また自分の料理に自信をもって提供できるよう業務に努め更に勉強していきたいと思いました。最後に、このよう勉強会を開催してくださった司厨士協会札幌支部の皆様、本当にありがとうございました。」

吉岡三江子さん、とても良い講話をありがとうございました。これからもお元気でますますご活躍ください!