食育事業 「料理の哲人に学ぶ食農教育」

帯広支部幹事長  横山 治

令和3年10月6日(水)帯広市立愛国小学校にて「料理の哲人に学ぶ食農教育」をコロナ禍ではありますが、実施いたしました。

5月の緊急事態中での決断となり今年の開催を学校側も大変悩まれたそうですが、子供たちのためにもと開催しました。

愛国小学校に通う生徒たちが、敷地内に、種をまき、まびきをして、大切に育てた野菜達は、キャベツ、人参、玉葱、じゃが芋、南瓜、胡瓜、さつまいもなどは、最高の食材へと育っていました。

その学校農園で育てた食材を使い、メニューも子供たちが作りたい物、食べたい物を候補にだし、そこから選んだ★南瓜のポタージュ★ロールキャベツ★ポテトサラダと生野菜たち★南瓜のパウンドケーキの4品となりました。

今年も、下級生、先生、保護者の方たちの分を、5・6年生が作り、50名分の料理を作り上げました。
生徒の中には、2年生からこの事業を毎年続けており、今年で5回目。そして、6年生は今回が最後の食農教育となりました。

4班に分かれ、調理をはじめ、手際よく野菜を切り、ロールキャベツを巻いたり、ゆで卵をつぶしたり、スープを温めたりと、作業を進め、予定より早く終わってしまいましたが、子供たちの楽しそうに調理している姿がとても印象的でした。

来年もぜひ行いたいと学校側からも言われまして、子供たちの成長と共に、この事業が、続けていければと思います。