第24回 とかちの大収穫祭

去る、10月25日、今年で24回目となる『とかちの大収穫祭』が、北海道ホテルで行われました。

第1部。大雪の間では、サッポロウエシマコーヒー様主催による、約35社出展の食品展示会が行われ、同時に、知識研修として、「バイオガス事業とチョウザメの養殖~キャビアまでのみちのり~」について、鹿追町商工観光課の鈴木綾様より約1時間の講話を頂きました。

来年のキャビア販売に向けての試行錯誤。前段でのチョウザメの養殖の大変さが伝わってきました。
試食は、チョウザメのカルパッチョとフライの2種。残念ながら、キャビアはいただけませんでした。

その後、実技研修として、フランス料理講習会を、全日本司厨士協会北海道地方本部の大江廣嗣会長に講習会を開いて頂きました。

  1. 北海道産帆立貝とオマール海老のニューバーグ風、古典フランス料理
  2. 鴨胸肉の低温調理とプティアンクルートとトリュフ香るポテトピューレ、爽やかなアニスエトワールのジュ

の、2品を調理実演。実技研修は、帯広調理師専門学校の生徒さんも受講し、大江会長のお話を真剣に聞いておりました。

大江会長は、その料理に関する歴史、素材に対する扱い方、調理技術の細やかな部分を織り交ぜながら、生徒さんにも分かりやすい話し方で、講習会を進められてました。
その2品の試食をいただき、トリュフ香るポテトピューレが印象的で、私もまねをしてみようかと考えています。

第2部。同じく大雪の間で、210名のお客様を迎え入れ『グルメフェスタ』が開催。

十勝管内のJA・漁協・北海道産牛肉消費拡大強化対策実行委員会・よつ葉乳業(株)十勝営業所様など、20団体からの提供食材を生かした料理がずらりと並び、司厨士協会帯広支部のメンバーも迎者としてお料理の提供をしました。

今回の目玉料理は、先に行われた「オムライススタジアム」北海道地区代表の『レストランHIRO』(高橋事業部長)が考案された“幸せを呼ぶ黄色いオムライスwith十勝ボロネーゼソース。
そして、「焼肉屋で食べたい熱々チゲ対決」決勝大会の出場が決まった『JUICYDISH焼肉南大門』(岡田編集副部長)“スンドゥブチゲ”の、2品がふるまわれ、お客様にも大好評でした。

最後は、外れ無しの大抽選会。帯広支部メンバーのホテル宿泊券やお食事券、十勝の特産品などが当たります。お客様からは歓喜の声があちらこちらから上がります。
そして、長い一日は静かに終わりました。

「第1回目から携わらせて頂いた、とかちの大収穫祭。毎回、色々な企画が立ち上がり、そして、進化していく様をそばで見ていると、感慨深いものがあります。さて、来年はどの様な驚きが待っているのでしょう!」

帯広支部幹事長 馬渕 善範