=帯広・十勝のシェフがお届けする=第26回とかちの大収穫祭(2)

帯広支部編集部長 岡田 美佳

■第2部 おいしい十勝グルメフェスタ

18時30分、いよいよ「おいしい十勝グルメフェスタ」が開宴しました。
会場には約300名の来場者が集まり、十勝の食材とシェフによる特別な料理を楽しもうと、開始前から期待に満ちた雰囲気に包まれていました。

冒頭には、全日本司厨士協会帯広支部 支部長 横山支部長、十勝総合振興局 副局長 菅野則彦様よりご挨拶を賜り、地域に根差す食の取り組みや今後への期待が語られました。

続く18時45分からは、第1部で行われた「盛り付け料理コンテスト」表彰式が執り行われました。それぞれが積み重ねてきた努力が作品に現れた素晴らしいコンテストでした。
表彰の際には、緊張から解き放たれた安堵の表情や達成感が見られ、会場からも温かな拍手が送られました。

表彰式が終わると会場は一段と高揚した空気でいっぱいに。グルメフェスタが始まりました!
「今年はどんな料理が並ぶのだろう」「楽しみにしていたよ」といった声が自然と聞こえ、各テーブルには料理を待つワクワクした笑顔があふれていました。
十勝の恵みを味わう夜の始まりに、会場全体が期待感に包まれ幸せそうにお食事をされていました。

会場が穏やかな雰囲気に包まれた頃、協賛企業・生産者の紹介、料理や食材の説明が行われました。
大野幹事長が会場を巡り、提供される料理の背景やこだわりを丁寧に紹介することで、来場者がより深く理解し楽しめるひとときとなりました。
また、ご来賓の皆さまよりテーブルスピーチを賜り、十勝の食文化への想いや地域の取り組み、未来への展望などが語られました。
会場は温かい一体感に包まれながら、その言葉に耳を傾けていました。

19時45分からは、毎年ご来場者の皆さまが楽しみにしているお楽しみ大抽選会が行われました。
番号確認・抽選・景品受け渡しなど役員が連携してスムーズに進行し、会場が歓声と笑顔に包まれ、大きな盛り上がりとなりました。
夜の部を通じて、食を通じた交流と賑わいが絶えず、十勝の魅力を多方面から感じられる盛大なフェスタとなりました。

■おわりに

今回の大収穫祭は、十勝の食材と生産者、協賛企業、料理人が一つにつながる大変有意義な催しとなりました。
運営の中心を担われた横山支部長、大野幹事長のお二人には、丁寧な準備と誠実な進行により、円滑で温かい会となるよう多大なご尽力をいただきました。
伝統を守りながら新たな取り組みに取り組む姿勢は、支部にとって心強いものであり、成功へと導く大きな力となりました。

今回の収穫祭は、お二人を中心に帯広支部役員・会員が協力して作り上げた成果です。
ご参加いただいた皆さまに深く感謝申し上げるとともに、今後も十勝の食文化の発展に努めてまいります。