10月13日(日)に一般社団法人北海道全調理師会主催の令和6年度調理師全道研修大会が開催されました。
まず先に第59回となる「調理技能コンクール」が札幌ベルエポック製菓調理専門学校で行われ、西洋調理部門には全道から8名の選手が出場。全部門共通課題「北海道の食材を生かした料理」および西洋調理の「道産食材を使用したクリエイティブな西洋料理」というテーマに挑みました。
その後、会場を札幌パークホテルに変えて行われた式典で、コンクール結果発表と表彰式、続いて北海道社会貢献賞(優良調理師)表彰式が執り行われ、司厨士協会から佐久間靖夫氏(小樽支部)、菱沼雅人氏(札幌支部)、小林豊氏(釧路支部)が受賞されました。
今年も道内各地から調理師が集う貴重な場をつくっていただき、主催の北海道全調理師会様に心よりお礼申し上げます。出場された選手の皆さん、審査員やスタッフの皆さん、大変お疲れさまでした。
第59回調理技能コンクール受賞者
【金賞】 梅津 圭佑さん(札幌グランドホテル) 「秋の一皿」
【銀賞】 角田 悟さん(札幌グランドホテル) 秋鮭と帆立のパイ包み焼き ソースブランゆず風味
【銅賞】 廣島 翔さん(札幌パークホテル) 秋鮭のコンフィ 新秋の一皿
金賞
梅津 圭佑 さん
10月13日に札幌ベルエポック製菓調理師専門学校で行われた「第59回調理技能コンクール」に出場させていただきました。
昨年に引き続き二度目の参加となります。前回は初めてのコンクール参加で会場の雰囲気に飲まれ、慣れない厨房にも苦戦しタイムオーバーという悔しい結果に終わりました。
自分の力も出せずに悔しい結果に終わってしまったので、今回は特別な思いで臨みました。
今回課題食材が秋鮭と帆立貝ということで、調理法とソースには非常に悩み練習を重ねました。
ソースはオレンジとグレープフルーツの果汁をヒュメと合わせたソースにし、さっぱりと仕上げました。
秋鮭はポワレにし、オレンジゼストを混ぜたタプナードとミントなどの香草を飾りソースに合うようにしました。
帆立貝はキノコとパンチェッタでボルドレーズを作り、パイ生地にのせ仕上げにレモンゼストをかけこちらもソースに付けてもそのままでも食べれるように仕上げました。
本場始まる前は物凄く緊張していたのですが、いざはじまると去年とは違い料理に集中でき満足いく料理を仕上げる事が出来ました。金賞という結果に繋がりとても嬉しいです。
今後は更に高い目標をもって切磋琢磨し続けたいと思います。
最後に、今回このような結果を残すことが出来たのは様々な面でサポートしてくださった職場の皆様のおかげだと思っています。本当にありがとうございました。
銀賞
角田 悟 さん
このコンクールに参加させて頂き銀賞という結果ではありましたが普段の仕事とはまた違うやりがいを感じいい経験になりました。
昨年度のコンクールにも参加させて頂き料理とソースのバランスが課題だと感じ今回のコンクールでは一体感のある料理を心がけ1皿を組み立てました。
先輩、上司の指導のおかげもあり完成度を上げることが出来ました。
今後も学ぶ姿勢を忘れず日々の仕事に取り組んでいきたいと思います。
コンクール出場に当たってご協力していただいた皆様に感謝いたします。ありがとうございました。
銅賞
廣島 翔 さん
初めて参加させていただいたコンクールで、銅賞を取れたことをうれしく思います。
また、この経験から学んだことや、これからの課題点がたくさん見つかりました。
より一層技術を磨き、金賞に輝けるよう励みたいと思います。
北海道全調理師会の皆様を始め関係者の皆様、お忙しい中このようなコンクールを開催していただき、ありがとうございました。
出場者
矢野 聖陽 さん
斎藤 宙輝 さん
坪井 孝悟 さん
三浦 瑠威 さん
千葉 大輔さん