第67回 全日本司厨士協会 帯広支部 定期総会・懇親会を終えて

帯広支部編集部長 岡田美佳

令和7年5月27日(火)17時よりグランテラス帯広にて「全日本司厨士協会 帯広支部 第67回定期総会および懇親会」が開催されました。

令和6年度の会務経過、事業結果、収支決算について、それぞれの役員の方々が丁寧に進行し支部を支えてきた一年間の積み重ねと真摯な想いが感じられました。
続いて、令和7年度の事業計画案について活発な意見交換がなされ、例年に増して”より深く”そして”より意義のある”活動にしていこうという前向きな話し合いが展開されました。

同会場18時より懇親会が開催され北海道地方本部をはじめとした各地のご来賓、賛助会員の皆様に多数ご出席いただきました。
支部表彰では、大野幹事長が勤続表彰を受け、長年にわたる支部貢献への感謝が込められた拍手が贈られました。
また「最高技術顧問章」の受賞者としてわが帯広支部の工藤常任相談役が名誉ある賞を受賞。支部全体から尊敬と感動の声が上がりました。
長い年月をかけて積み重ねてこられた技術と姿勢に、深く学ばせていただく想いでした。

ご来賓のご挨拶では、帯広市経済部 観光交流課 藤芳室長より帯広支部の活動への期待が寄せられました。
また北海道地方本部 吉田副会長からは、司厨士協会をさらに盛り上げていくための力強い想いが語られ、支部員一同が背中を押される気持ちとなりました。
乾杯のご挨拶は、ホテルグランテラス帯広松浦総支配人よりいただき、親交と団結を願う言葉とともに和やかに懇親の時間が始まりました。

お料理は、一人ひとりが取り分けやすい構成で大変喜ばれ各テーブルでは笑顔と会話が生まれ、料理を通じて絆が深まっていく様子が印象的でした。
料理人ならではの余興として、「カット肉の重量当てゲーム」や「指定グラムのおむすび握りコンテスト」が行われました。
技術とセンスを競い合いながらも、笑いと興奮が交差する時間となり会場全体が盛り上がりました。

また抽選会では、全員が何かを持ち帰れるよう準備され、支部の「思いやり」と「温かさ」が感じられる演出となりました。
締めのご挨拶は、サッポロウエシマコーヒー西脇支店長よりいただき、この素晴らしいひとときをやさしく締めくくっていただきました。

二次会は鈴木常任相談役のお店「海彦山彦」にて行われました。
普段なかなかお話できない地方本部の方々と、料理人としての姿勢や熱い想いを共有し合う、貴重な時間となりました。

人がいて、想いがあって、形になる──
今回の総会と懇親会は、まさに支部の“人と人”のつながりの尊さを再確認する場でした。
帯広支部は、これからも仲間との絆を大切にしながら、地域と業界を支える力として、志高く進んでまいります。